公益社団法人 国民健康保険中央会「地方自治体における情報システム(特定健診等システム)の標準仕様書作成及び事務局支援に係る業務」を受託しました

 公益社団法人 国民健康保険中央会において令和5年9月5日に入札公告されました「地方自治体における情報システム(特定健診等システム)の標準仕様書作成及び事務局支援に係る業務」につきまして、弊社にて受託いたしました。

本事業の背景

 現在、地方自治体の基幹業務システムの統一・標準化に向けた検討が進められており、国民健康保険、後期高齢者医療および健康管理においては、既に標準仕様書が公開されています。
 特定健診等に係るシステムについては、標準化検討の対象となっていない状態でしたが、厚生労働省より標準化検討を進める方針が示されました。

本業務の実施計画

 上記の背景を踏まえ、特定健診等システム標準仕様書の作成を行うとともに、事務局(国民健康保険中央会)の支援を実施します。

推進体制

 株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田敏之)を代表事業者としたコンソーシアム方式にて推進します。

コンソーシアム方式における狙い

 特定健診等業務に関しては、国によって基本的な運用が整備されているものの、細部に関しては地方自治体によって様々な運用が存在していると考えられます。その中には、がん検診などと一体的に実施しているなど、健康管理分野と密接にかかわっているケースがあることが推測されます。
 両社においては、特定健診の制度開始以来、地方自治体に対して特定健診等システムの開発・導入を実施しています。また、健康管理システム等標準化検討会の事務局も担っております(弊社受託)。特定健診等を含む健康管理業務および事務局運営に関して必要な知見を有する両社が協力し、知見を活かすことで、確実に本プロジェクトを成功に導くことを目的としています。

本件に関するお問い合わせ先

 【国保中央会】特定健診等システムの標準仕様書作成
  standardization.tokutei@nck.co.jp